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2005年12月28日

病室のネット環境

大きめの病院インフラのIT化状況だけど、院内システム側は結構進歩してるっぽく、今回入院した越谷市立病院も無線LANアクセスポイントが廊下に点々と並んでいた。看護士などは院内PHSを携帯していて、患者からの呼び出しなどに迅速に応答している。だが患者向けのネットサービスはまだなんだな。
世間にはすでに入院患者向けにインターネット接続サービスを提供している病院もある。横浜市立大学附属病院なんかは無線LAN。名古屋第二赤十字病院は有線LANのようだな。
インターネット接続できるかどうかっていうのは、デジタルディバイドのデジタル側の人類にとって(笑)、生活のクオリティを劇的に左右するものなので、病院もさっさと適応して欲しいよなー。まあ時間の問題だとは思うけど。

とりあえず今回の越谷市立病院では電気機器持ち込み申請でノートPCはすんなり許可された点は、もっとひどくてそれすら禁止なところに比べればマシではあるけどな。
そして入院中は持参したPHSカード(@FreeD)でどうにか通信しまくることはできた(笑)ただ64kbpsは今どきには遅過ぎるし、ときどき切れる不安定さがなかなか辛かった。でもこのレベルの料金での定額通信って他にないんだよなあ。Willcomはかなり速度を落とすか、値段がグッと上がるのを我慢するかしないといけないからなあ。

ところで入院中に家のビデオ(RD-XS53)を操作できるようにと、入院前にLocationFreeベースステーションLF-PK1を仕掛けてきたんだが、64kbpsじゃ帯域がぜんぜん足りなくてまともに操作できなかった。。。
しょうがないので12月だけ持参のau携帯(W31T)のパケット割引契約をW定額からパケット割WINスーパーにして、それで入りきる分だけと気をつけながら慎重に使ってみたりした・・。Bluetooth接続なので2.4Mbpsまでは出せず1Mbps弱になってただろうけど、まあかろうじて操作はできた。ただし録画済み番組の視聴に使うにはバケ死が必至なので、あくまでも病室テレビで見られた録画予約プログラムを削除したり、見たくなったものを予約しておいたりする用途だけだったけど。
幸い個室で、さらに病棟の一番奥の部屋だったので基本的に用のある人しか接近しないため、、本来禁止の携帯通信をしててもばれにくく(笑)、しかも周辺に精密医療機器がないことははっきりしていたので結構安心して使えてしまった(笑)

投稿者 koizuka : 2005年12月28日 07:19 カテゴリ: Network Services | 潰瘍性大腸炎

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コメント

はじめまして。
田舎の病院にここ2年ほど勤務しておりました。

実習にいったときに名古屋第二日赤のひととお話する機会が
ありました(もう数年前のことですが)。
システム管理者は計算機好きの医師と技師さん、事務職員で
いわゆる普通の病院のように全部業者まるなげとか、
わかってるつもりのわかってない人がやっている、
という状態ではなかったです。

テレビや冷蔵庫の管理は外部業者に委託することが多く、
そういった会社のサービスにネットワークが入っていない、
また現場の医師が治療以外の患者サービスにあまり熱心では
ないことなどから(治療の妨げとなる可能性を主張する)、
患者さんの要望が強くて導入するところ(都会)と、
導入しないままのところ(田舎)が分かれているんじゃないか
という気がしています

疾患によっては、社会生活を維持できたほうが
治療効果もあがると思うんですけども…

投稿者 りんりん : 2007年12月28日 04:45

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