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2004年10月 1日

骨壊死の難病に予防法 既存の薬2種併用で効果--九大グループ発見

骨壊死の難病に予防法 既存の薬2種併用で効果--九大グループ発見(毎日新聞)


 ◇ひばりさんも苦しんだ「骨壊死」

 故・美空ひばりさんも苦しんだ難病「大腿骨頭壊死(だいたいこっとうえし)症」の予防に、高脂血症の治療薬(抗高脂血症剤)と、血液を固まりにくくする抗凝固薬の併用投与が効果的であることが、九州大医学部整形外科のグループの動物実験で明らかになった。成果は米国リウマチ学会の学会誌10月号に掲載される。

 同症は、股関節を構成する大腿骨の先端部(骨頭)に血液が届かなくなり、骨頭が壊死、変形していく病気。骨頭がつぶれると痛みで歩行が困難になり、手術以外に有効な治療法はない。年間3000~5000人の患者が発生するが、このうち約半数は、膠原(こうげん)病やリウマチ、臓器移植、頭部外傷などの治療で使われるステロイドが関係していると考えられている。

 同大の山本卓明助手、大学院生の本村悟朗さんらは、ステロイドを注射すると骨が壊死するウサギを使った実験で、予防薬の効果を検証した。予防薬がないと約70%に壊死が起こるが、抗高脂血症剤を与えると発生が4割以下、これに加え抗凝固薬を投与すると、発生率は5%と劇的に低下。薬剤が、骨頭周辺の血管がつまるのを防いだのではないかと推定される。

 骨の壊死を防ぐには、ステロイドの使用開始から2~3カ月間程度服用すればいいという。山本助手は「ステロイドの使用が必要な状況では、効果的な投与で骨壊死の発生が防げる可能性が出てきた」と話している。【金田健】

毎日新聞 2004年9月29日 西部朝刊

潰瘍性大腸炎って、プレドニン飲みまくることが多いので、大腿骨頭壊死も合併しがちみたいなんよね。
で、坑凝固薬って、ワーファリンとかのことかな。母が飲んでるよ! 納豆・青汁禁止って嫌じゃ~。
でも効果が絶大な様子なので良さげですな。

投稿者 koizuka : 2004年10月 1日 15:16 カテゴリ: 潰瘍性大腸炎

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